2019年04月11日

限界レベルの課題のみにトライし続けないことの重要性

四十路に入ってから怪我が増えて回復が遅くなってきたので、トレーニングの強度やピリオダイゼーションを改める必要を感じている。クライミング誌で、長期的に、プラトーを避けて、コンスタントに成長していくコツが紹介されていた。


ポイントは、常に自身の限界100パーセントの努力が必要なプロジェクトに取り組むのではなく、限界の80パーセント程度の努力で達成可能なレベルの課題に継続的に取り組むのが効率的であるということ。100パーセントの課題だけに取り組むデメリットとして、以下が挙げられている。

  • きちんとスキルを習得することができない
クライミングはスキルスポーツであり、スキルの習得が肝要であるのに対し、限界100パーセントの課題だけをやっていると、失敗が多く積み重なるだけで、スキル構築には非効率。

  • 怪我をしやすい、バーンアウトしやすい
限界100パーセントの課題ではムーブのコントロールミスによる深刻な怪我や、慢性的な故障のリスクが高まる。また、精神的にも非常に集中するので回復に時間が必要で、バーンアウトする可能性もある。

なお、80パーセントの強度レベルとは具体的には、ルートであればデシマル表示で限界グレードのアルファベット一つ下くらい(限界か5.13aなら5.12d)。100パーセントの力を解放しないと登れないハードなプロジェクトにトライするのであれば、それくらいの強度の課題で3ヶ月くらい基礎を積み上げた後にトライするのがよいとのこと。

似たようなプロジェクト強度の選択基準としては、Eric Horstさんが提唱する10-4ルールなどもある(4日間10トライで登れないようなら、そのプロジェクトからは一旦離れる)。

posted by いーづか at 18:40| Comment(0) | トレーニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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